2019冬アニメ感想

今期見たアニメの話です。
多忙だったためいくつか1話を録り逃し、気づいた頃にはGYAOの見逃し配信も過ぎ……ということで逃してしまったものもありますが、以下50音順です。

最終回まで視聴

えんどろ~!

全員可愛くてノンストレスでめちゃくちゃ好きです。間違いなく今期最強神アニメ。
個人的な嗜好の話なのですが、私は「多様性の受容」がごく自然に(説教臭くなく)描かれるコンテンツがとても好きでして、えんどろ~は序盤のリーダー決め回で「みんな得意なことが違うから全員がその都度リーダーになればいい」みたいな結論でまとめるんですよね。そこで完全に心を掴まれまして、その後も「誰か失敗しても責めずに全員でフォローする」「他人の価値観を否定しない」勇者パーティーの良さは常に発揮されていて、最終回はその最たるエピソードだと思います。本当に好きです。
終わってほしくなかった……全人類見てください、マジで。

逆転裁判

ゲーム何周もしてるので話は分かってるんですけど、動いて喋ると辛さが増しますね。
あやめさんの最後のセリフめっちゃしんどかった……
正月スペシャルのアニオリはコナンみたいで新鮮でした!あとずっとゲスト声優が豪華で楽しかったです。

同居人はひざ、時々、頭のうえ。

声優目当て。猫が(というか動物全般が)好きじゃないので猫にイライラしたら切るつもりだったんですが、人間が全員可愛いので最後まで見ました。猫は3話ぐらいからめちゃくちゃウザかったんですけど我慢してよかった。すばるくんも可愛いんですけど、河瀬さん……可愛いですね……
一貫して描かれる家族の話がとても良かったです。別にその成長に猫は不要だったんじゃないかと思ったりもしたんですけど(動物を家族と呼ぶ感覚が理解出来ないので)、猫が居なければ多分人間のヒロインが配置される状況だったと思うのでそれはそれで好みではない展開……そう思うとまあ猫で良かったです。

BanG Dream!

前作は見てない&ゲームも未履修でしたが丁寧に人物紹介をしてくれるのでありがたかったです。ポピパの曲が聴きやすくて好きですが、キャラクターだけ見るとアフターグロウがめちゃくちゃ好きで、ライブパフォーマンスはハロハピが好きです。あと六花がめちゃくちゃ可愛くて好きです。
ところでポピパとロゼリアは実際に声優が楽器持ってライブするんですよね……最近の声優、すげえ。

B-PROJECT

これも前作は見てないです。声優目当て。Bプロメンバーが大人ばかりなのであんまり複雑に揉めなくて安心します。
登場人物が多いしバンドリと違ってフォローが全く無いので顔と名前が一致してないし(しかも公式見ても読み方が分からない覚えられない)、誰と誰がユニットかも全然覚えられなかったです。追加メンバーなのでキラキン、2人だけなのでキタコレは覚えました。愛染さんが肉食系ドイケメン、釈村さんが草食系ドイケメンで好きです。あとあかねちんが可愛い。
前作を履修してないおかげで夜叉丸さん関連の話に全然ついていけなかったんですけど、最終的には上手くいったみたいでよかったです(?)リアルライブイベントも行ってみたい。

明治東亰恋伽

声優目当て。ところどころシリアスみを感じるものの全体的に平和で呑気でしたね。原作は最近のソシャゲかと思ったらPSP時代からの乙女ゲーでした。オープニングもエンディングもめちゃくちゃかっこよくて好きです。
最終回はほんとにそれでよかったのか?別に帰らなくてよくない????とは思った。
八雲さんがあまりにも好き。

約束のネバーランド

原作未読ですが話題作だったので見ました。声優と口調のせいでレイがめちゃくちゃキルアですわ……
血が出る描写に耐えられないワイ、火事の回で「耳痛い痛い痛い!!!!!!!」ってなりました!序盤に発信機の話をしてたあたりからこうなるとは思ってたんですけど思ったより耐えられなかった。話自体は面白かったです。2期も楽しみ。多分無理だと思うけどあまり血が出ませんように…
ところでこれと↑のめいこい、両方とも主役が諸星すみれさんなのですが全然違ってすごい。

継続中

盾の勇者の成り上がり

話題作だったので見てます。知らないで見始めたのですが主役コンビが青ブタですね?弓の勇者が可愛い予感がしてるので早くデレてほしい(そういう話ではない)
今のところ楽しく見てますが、王族が出てくるとストレスなのでできれば永久に行商しててほしい……ああいう謂れのない理不尽な仕打ちは見ていられないので、できれば虐げるならそれなりの理由を用意してほしいです。

途中で断念

W'z

4話ぐらいまで見ましたが、前作を見ていなかったので着いていけなかった。私が悪い。
1話で「わーこれは梅田だ!すごい!」ってなったのは楽しかったです。

賭ケグルイ××

前作を見ていなかったのもありますが、残虐描写の予感に耐えられなかったのでほとんど見てない。

ブギーポップは笑わない

8話まで粘ったんですが、こちらも残虐描写に耐えられなくてとうとうやめてしまった……メンタルが弱い。

宝塚のオタクが出来上がるまで

今でこそ頭がおかしいぐらい傾倒している宝塚ですが、オタクになったきっかけが正気じゃないのでここで振り返りながら発表します。バカだなーと思ってもらえたら嬉しいです。

 

中学三年生の私は厨二病腐女子をこじらせている真っ最中でした。将来の夢はラノベ作家で、人とは違う何かを知っていることが一番優れていることだと思っていました。
厨二病の症状でよく言われるのが「洋楽を聴き、J-POPをバカにする」などでしたが、私の周りには音楽のオタクが多く、洋楽を聴くことはマイノリティではありませんでした。ニワカ知識で参入しても返り討ちに遭うだけだとさすがに分かります。そんな折、本屋をうろついていたときに目に入ったのが、「宝塚GRAPH」です。

 

この時私が考えたことがこちらです。

・宝塚のファンって今までに一度も見たことがない→めちゃくちゃマニアックな趣味だ!
・マニアックな趣味ならニワカでもバレない!
・多分裕福なマダム向けのコンテンツだから若い私がファンを名乗ったらちやほやされるかもしれない!
・すごく高尚な趣味の予感!!!!!

バカです(笑)


身近にファンがいなかったのは名古屋だからですが、中日劇場もあるしキャトルレーヴもあるし(どちらも今は無くなりましたが)、ファンが居ないはずは無いんですよね。

そんなわけで宝塚ファンを名乗ることを始めた私ですが、主な活動は過去の宝塚GRAPH、歌劇、公演プログラムや組本をブックオフで立ち読みしては主要なスターの顔と名前を覚えること。ニコニコ動画で動いている状態のスターの顔をスチール写真と一致させること、などでした。今思えば完全に違法動画ですが、現在は必要以上に円盤を買い揃えるオタクですのでお許しください。テニミュの空耳が流行っていた時期です……


スターの名前は芸名より愛称で呼ぶほうがオタレベルが高いこと、「この人とこの人が同期」みたいなのは最低限必要な知識であること、などなど、「詳しい人」と思われるために必死でした。ニコニコの良かったところはリアルタイムコメントで、愛称が複数ある場合でも、そのスターがアップになったタイミングのコメントを追えばその人がどう呼ばれているか一目瞭然だったところです。

 

この頃宝塚界隈では思いがけない動きがありました。AQUA5の活動です。本屋に置いてある雑誌でしか見ることの無かった人たちがテレビに出るようになり、ろくに知りもしないくせに「メジャーになった感」を味わうことになりました。同級生もこれを見ているかもしれない。私より詳しいファンになったらどうしよう。そんな不安がつきまとい、慌ててCDを買ってAQUA5のメンバーの顔と名前と愛称を全部覚えました。
テレビをチェックしてはモバゲーで「○○ちゃん世界一かっこいいー^^」などの日記を書き、着実に「何も知らないニワカオタク」は重症化していました。なお、ここまで生観劇どころかDVDの観劇もゼロです。バカすぎる。

 

AQUA5のメディア露出が落ち着いた頃、転機になる事件が起こります。それが情熱大陸でした。2009年月エリザに合わせた放送でしたが、ここで稽古場映像がガンガン流れます。もともとオペラやミュージカルは好きな方だったので、今まで私が聴いてきた曲とはぜんぜん違う、壮大でドラマティックな音楽に完全に心を掴まれました。あと瀬奈さんの顔がめちゃくちゃ好きだったのもあり、ここでようやく「ファンとしての入り口」に立ちました。多分本屋でグラフを見つけてから三年ぐらいかかりました。
当時はもう高校生だったのでバイトをしていて金銭的には余裕があり、ここからDVDを買いあさり始めます。エリザベートは初回限定盤記念ボックスみたいなのを買い、ミーマイ、アーネストを買い、このあたりでスカイステージに入りました。携帯の待ち受けは瀬奈さんになりました。


遠征観劇は高校を卒業してからにしようと思っていたので、同年の瀬奈さんの退団公演は観劇できず、その後悔はその後しばらく引きずることになります。
代わりにエリザベートを鬼リピし、主要キャストの中で瀬奈さんと同じぐらい好きな人に出会いました。その後、私の初めての「贔屓」となる人です。

 

ところで私は重度のオタクだったので、「情報収集は2chで」が常識でした。お陰で普通に調べるだけでは分からない非公式のFCのことやお金の使い方などの情報に触れるのが早かったと思います。今でもこの立ち回りは賢かったなと自画自賛しています。

高校三年の冬、中日劇場公演は代替わりした月組のプレお披露目公演の「紫子/HOB」でした。地元の公演なので土曜日に観に行きました。うっかりぴあでチケットを買えてしまったので、勢いでその翌日のハムレットを観るために東京に飛びました。自分ひとりで新幹線の切符を買って出かけたのはこれが初めてだった気がします。遠征して観劇するのはテニミュドリライで友達と一緒に神戸に行って以来二度目でした。

 

春、また一人で新幹線に乗り、地図を見ながら初めて宝塚大劇場に行きました。その年の秋には前述の方の会に入会しました。周りに先輩オタが一人もいない環境でよくここまでやったなと思いますが、完全エアプだった私がオタになるまでの話はここまでです。ずいぶんレアケースだとは思いますが、茶の間スタートのニワカがこうなることもあるんだぞ、という思い出話でした。

 

名阪移動手段いろいろ

名古屋と関西を4週連続で往復しなければならない月がありまして。行き先は梅田だったり宝塚だったりユニバだったりいろいろだったのですが、これ全部新幹線乗ると概算で5,500円×8=44,000円になってしまう。正気か?ということで、「新幹線禁止縛り」月間としておりました。
結果から言うと最後の最後に夜遅くまで遊んでしまったので1回だけ新幹線に乗ったのですが、それ以外は全部新幹線以外で往復することができました。
今回使った交通手段と、今回は使わなかったけど使ったことのある交通手段をメモしておきます。時間がかかる順に並べています。金額はざっくりです。

高速バス

名古屋→梅田間3時間ぐらい、夜行は7時間ぐらい/JRバス3,000円(早割2,000円弱)夜行は4,000円弱
メリット→確実に座れる、バスを選べばコンセント付き、安い、乗り換え不要
デメリット→事故や渋滞の影響を受ける、予約が面倒

週末利用だと当日行ってふらっと乗れることはほぼ無い気がするので、前日までに予約が必要かと思います。移動時間が事前に決まってるときは使いますが、今回は未確定で動いてたので使いませんでした。
事故や渋滞で遅れたりするのが難点ですが、そのかわりギリギリまで運行してくれるのはとてもいいと思います。以前ゴールデンウィークに往復したんですけど、行きも帰りもプラス1時間ぐらいでした。
夜行だとちょっと高いですが、早朝に着きたい場合はこれしか無いですね。昼間のバスなら在来線より安い。

JR在来線

名古屋→大阪(梅田)間2時間40分ぐらい/3,350円
メリット→安い、時刻表をあまり気にしなくていい、特別快速最高、切符がすぐ買える
デメリット→座れないかもしれない、乗り換えが多い、よく止まる

なんだかんだ新快速は速いし、あまり乗り換えしなくていい(2~3回)のはありがたいですね。宝塚からの帰りによく使ってました。名古屋駅よりもうちょっと自宅に近い駅まで帰って来られるのも嬉しいです。ただ台風や雪の時期はマジですぐ止まるので危険。そういう時期は近鉄使ってます。大垣とか米原の乗り換えで急いだり、座席を確保するために20分の待ち時間を立って過ごしたりはちょっとつらい。
タイミングが合って何度も通うなら青春18きっぷを買うと1日2,370円で乗り放題です。在来線で1日で往復するようなことはあまりないと思いますが、1日で往復するなら片道1,185円の計算です!奇跡か!?

近鉄と違って券売機は潤沢にあるので着いたらすぐ乗れるのが楽です。むしろICカードで全部乗れるようにしてくれ~~~~

近鉄特急(アーバンライナー

名古屋→難波間2時間10分ぐらい/乗車券+指定席券計4,260円
メリット→確実に座れる、隣が空席のことが多い、乗り換え不要、天候の影響が少ない
デメリット→ちょっと高い、行き先が難波、券売機が混む、時間の計算が面倒

新幹線の次に高いのがこれなんですけど、何だかんだ一番使ってしまった気がします。金券屋で買っとくともうちょっと安いですね。
私は名古屋駅まで地下鉄かJRで向かうので、名古屋駅での乗り換えの距離を考えるとJRの在来線を使うほうが便利だと思ってたのですが、その煩わしさを差し引いても近鉄は「指定席で座りっぱなし」ができるのが最高です。
行き先が難波なのもちょっと面倒でしたが(目的地はだいたい梅田基点の場所にあるので)御堂筋線で10分ぐらいで行けるので問題は無かったです。ユニバに行ったときは鶴橋駅の乗り換えが楽で感動しました。あとインテックス大阪へは近鉄のほうが便利。

ただ、名古屋駅の切符売り場、券売機も窓口も大行列でめっちゃ腹立ちます。あとクレカは窓口じゃなきゃ使えないです。これらはスマホ予約のやつ使うと解消されるはず。
それから、乗換なしで難波まで行けるアーバンライナーは毎時00分と30分の2本しかありません。ギリギリのスケジューリングをしている場合には厳しいです。

新幹線

名古屋→新大阪間55分/のぞみ指定席6,560円(EX予約だと5,580円)
メリット→速い、終電が遅い、席を選べばコンセント付き
デメリット→高い

最終手段ですけど、まあ速いから最強ですよね……新大阪から名古屋行の最終は22時半です。
使ったことはありませんが、ぷらっとこだまは4,500円ぐらいで乗れるみたいなので、そうするとアーバンライナーとあまり変わらないですね。金券屋で買うのとEX予約とどっちが安いのか分からないです。昔は金券屋で買ってましたが、EXユーザーになって5年ぐらい経つので記憶にない。
EX会員だと距離に応じてポイントが貯まっていき、1000ポイント貯まるとのぞみグリーン車に通常料金で座れます。名古屋新大阪間でポイントを稼いでおいて、東京や博多に行く際に使用しています。


大阪遠征は交通の手段がいろいろあるので、移動にかけられる時間を見ながらあれこれ調整できるのが助かります。近いし。本当は自家用車で行けるのが一番いいんですが、ペーパーゴールドドライバーなので…

初めての同人誌を作るまで

昨年の夏前に書いた下書きが放置されていたので今頃アップします。

 

私の腐女子歴は中学生のときから始まり、だいたい15年ほどです。当時からずっと小説を書くオタクで、地方在住のため同人イベントに参加することなく大人になり、二次創作の環境は今までずっとインターネット。
個人サイトの時代から始まり、ツイッターピクシブが主流になり、作品の共有はとても簡単になりましたね。本当にありがたいです。

 

2017年、生まれて初めて同人誌即売会に参加することになりました。同ジャンル別カプの友人がサークル参加するというので同行させてもらい、サークルチケットで入場し、設営の手伝いと売り子をする。売り子の合間に自カプの本を買う。今まで同人誌というものは書店委託のものを買うのが当たり前だった私にとって、イベントで本を買う、作者本人から直接手渡してもらう、というのはあまりにも感動的な体験でした。ツイッターで何度もやりとりをしている相互フォロワーさんの本を買うときですら緊張で名乗ることもできませんでした。
友人はもう何度もサークル参加をしているため、スペースには何冊もきちんとした装丁の立派な本が並んでいて、楽しそうだなあとは思ったものの「私もやろう」とは一切なりませんでした。あまりにもハードルが高いと思ったからです。しかしお隣のサークルさんはコピー本を一種類置いただけの簡素なレイアウトで、いろいろお話をさせてもらい、こういう参加もありだということを提示してもらいました。「今朝地元のセブンで刷ってきたんですよ」と言いながら中綴じ用のホッチキスを見せてくれました。そんなものが存在することすら知らなかった私にとって、それは魔法のようなアイテムでした。
隣のサークルが身軽な荷物を持って早めに撤収するのを見送りながら、私は友人に「私もやろうかなあ」と言いました。


以下、初めてのサークル参加に向けて行ったことの備忘録。

10月
参加するイベントはいつでも良かったけれど、目標を決めないと絶対に書かないと思ったので、期間的に余裕を持ちつつジャンルオンリーのある5月のスパコミに設定。サークル名は「サークル名ジェネレータ」にお任せして、サークルカットは苦労しながらもそれらしいものを作りました。あとから電子カタログを見たら、小説サークルはシンプルにサークル名だけ、みたいなのも多かったです。これでよかったのか……
書きたい話を脳内でざっくり考えながらプロットを作っていきます。

11月
ぼちぼち本文を作成しながら、同時進行で印刷所も探していきます。参加するのが5月のスパコミでずいぶん先なので一番早割が安いところにしようと思いながら、候補の印刷所に紙のサンプルを発注。紙のことなんて何も知らなかったので、ひたすら触りながら手触りのいい紙を探しました。

12月
年内に書き終わりたかったけど諦めました。正月休みに頑張ろう。表紙を作らないとなのでタイトルも考えていきます。デザインセンスは皆無なので写真素材に頼りたくて、そのためにモチーフが分かりやすいようなタイトルの候補をいくつかピックアップ。例えばヒマワリとか青空とかそういうの。

1月
一太郎2018を購入。もともとOfficeの入っていないPCを使用していたため、本文のレイアウトを作成してPDFで出力できるソフトを探していました。2017年版のときに「同人作家狙い撃ち」と話題になっていたのを知っていたので調べてみたところ、本文に使えそうなフォントも入っていたので導入することに。今思えば本当に買ってよかったです。
このあたりからようやく執筆速度がスピードアップ。

2月
タイトルと表紙のイメージが固まったので表紙用の写真素材を探す。商用利用可、加工可、高画質の無料写真サイトから素材をお借りしました。ようやくざっくり本文が完成し、友人に校正を依頼。2冊作れたらいいなあと思っていたのに多分1冊で終わりそう。月末にジャンルオンリーがあったので一般参加……と思いきや、サークル参加のフォロワーさんに声をかけてもらって売り子参加することに。ビッグサイトはあまり行ったことが無かったので助かりまくりです。スパコミでも使おうと思ってここで小さめのキャリーバッグを購入。サークル参加者の荷物や机の上のレイアウトを観察しながら用意しなければならないものを検討しました。

3月
早割の締切が月末だったので慌てて本文を完成させました。表紙を2日で作成しなければならなくなり慌てる。背幅?タチキリ?なにそれ?みたいな状況だったのでとにかく印刷所のテンプレートを落としてきて、昔買ったペンタブについていた古いフォトショに流し込み、写真素材を合わせていく。それらしく文字を入れて完成!
本文のレイアウトも何が何やらという感じでしたが、一太郎のおかげでどうにか完成。締切前日の夜23時ごろに入稿が完了しました。後々になって「入稿が簡単」という印刷所のレビューを見つけて、ここの印刷所じゃなければ間に合ってなかったかもなあと戦慄しました。

4月
サークル参加しようと思ったあの日、隣のコピー本サークルさんに見せてもらったあのホッチキスがどうしても使いたい!印刷もセブンで簡単にできるとネットで読んだし、コピー本も作っちゃおうと決意。頭の悪いアホエロで表紙込み16ページのコピー本を作成しました。いろいろあって印刷と製本はスパコミ前日に。あとは机に敷く布と例のホッチキスを購入しました。
ピクシブに本文サンプルとおしながきを掲載。小説機能しか使っていなかった私のピクシブに初めて「イラスト」が投稿される。部数はブクマをもとに計算とかなんとかネットでは見たけれど、本文サンプルのブクマは1桁でした。え、詰みじゃんwwww一抹の不安がよぎる。

5月
自ジャンルはスパコミ2日目だったので、前日から東京に移動。当日手伝ってくれる友人と一緒にセブンイレブンに行ってコピー本を出力し、宿で一緒に製本作業をしました。あのホッチキス、すごく難しい。折り目にきちんと合わせてるつもりなのに力を入れるとすぐにズレる。友人の方が上手だったので途中から私は折る係になりました。憧れのホッチキスが……
イベント当日はサークル入場の時間にちょうど駅に到着。追加椅子を借りに行ってから自分のスペースに向かうと机の下にダンボール箱。あっこれ売り子に行ったときに見たぞ!ウキウキで開封すると、サンプルで触りまくってた紙の手触りに自分が貼り付けた写真素材。えっすごい本当に本になってる!と大興奮。特殊紙だからますますそれらしくなってました。
布を敷いて、釣り銭を用意して、印刷所の本とコピー本を並べる。写真を撮って「設営完了」とツイート。まるでサークル参加者みたいだ!すごい!とまた興奮。

 


本の発注時、部数は非常に悩ましかったです。ピクシブのブクマ数から算出、とネットの記事では見たけれど、早割で入稿したかったのでブクマが付くのを悠長に待っている暇はなかったし、ツイッターのフォロワーだって50人も居ない。できればキャリーバッグに詰めて手搬出したいし、狭い家なので在庫もできれば持ちたくない。(必要があれば次回イベント時には再販すればいいじゃんと思ったり)
結局「これぐらいなら丸々余っても持ち帰れる」と判断した部数を発注。丸々余ったときのことを考えて当日の買い物は控えめにしました。
頒布価格については、ネットで調べたら「ページ数×100円」とか「小説はさらに×0.8」とか書かれていました。儲けようとは思っていないものの、今後の活動のことを考えるとバックは多いほうが助かる。相場からも外れたくない。とはいえ自分が買い手だったとして、たった40ページ弱の文字通り薄い本(しかも名前も知らない新規参入の作者の本)を買うとなると……ということで若干安め(※相場からは外れていない)に。

本は半分ほど捌けました。最初は「5冊ぐらい売れたら拍手でしょ」と思っていたので祝杯レベルです。5冊というのは「買うよ!」と言ってくれた顔見知りのフォロワーの数だったはず。
ちなみにコピー本は完売でした。最初は無配にしようかと思ったけれど、無配だけ貰いに行くのって躊躇するよなー(私は絶対にできない)と思ったので100円に。100円のアホエロ本は間違いなく手に取りやすい。コピー本のついでに新刊を買ってくれた雰囲気の人もいたので、この作戦は今後のイベントでも導入しようと思いました。
次回のイベントにも持っていきたい本が半分売れたのは非常にちょうどいいです。余りすぎても持って帰るのが面倒だし。
(※追記→2回目は大阪だったのであまり動かず、3回目の東京のイベントで完売しました)


イベント参加に踏み切れなかったいくつかの理由とその結果
・長文を書けないから本にできない。小説なら少なくとも4万字ぐらいは書かなきゃダメでしょ?
 →結局2万字しか書けなかったけど本になった。書店勢だったから知らなかったけど、イベントに行くと思ったよりペラ本も多い。
・本にするってめっちゃお金かかりそう。
 →早割のおかげでめっちゃ安くなった。すごい。
・どうせ1冊も売れなくて悲しくなって帰るんでしょ……
 →通りすがりっぽい人が結構足を止めてくれた。自分の本を金払って買ってくれる人がいるってあまりにもすごい。


やってよかったこと
一太郎の導入。文章を書くのは慣れていても、本文のレイアウト(2段組)を作るのは初めてだったので。あと本来お高いはずのフォントを使えるのはお得感がある。
・値段設定。釣り銭が絶望的に足りてなかったが、100円玉が増えやすそうな価格に設定したおかげでどうにかなった。これは次回イベントの釣り銭として再利用する。
・コピー本の作成。上記の通り、手に取りやすい価格のコピー本のおかげで足を止めてくれる人が増えたと思う。
・売り子の依頼。どうせ売れないからいらないでしょ、と思っていたけど、売れないからこそ機会損失は減らしたほうがいい。人気作家なら不在にしていてもまた来てくれるだろうけど多分私のところには改めて来たりしない。


やっておくべきだったこと
・長文を書く練習。結果的に2万字しか書けなかったが、本当は予定通り4万字書きたかった。
・表紙デザイン。あまりにも写真素材ドーン!なので今度はちゃんとこだわりたい。
(※追記→2回目も結局写真素材ドーン!にしてしまい、3回目は外注しました。私にデザインは100年早かった……)
・本文サンプルとお品書き。5月のイベントなのに入稿が3月で、今サンプル載せるのは早すぎでしょ……と思いながらいつ上げるべきか分からないままタイミングを見失った。4月末では遅すぎたかも。お品書きは作る予定じゃなかったけどコピー本が出来て新刊2冊になったので慌てて作った。おかげでレイアウトがやっつけすぎて見た目が悪かった。


総括
・本は意外と簡単に作れる!
・イベントは楽しいぞ!!!!!

 

推したちと活動スタンスまとめ

あらゆる方面に手を広げすぎて多趣味が多趣味を呼んでいる状態なのですが、どの界隈の推しのことも推しと呼んでしまうので自己紹介がてら整理をしてみます。
身バレしそうなところの名前は出さない方針ですが、界隈の人が見れば分かるかもしれません。三次元だけ。

 

宝塚

【贔屓】芸事のスキルが高いしファンも大事にするし頭も性格も良さそうなのではちゃめちゃに好きです。前贔屓が退団したので入会しました。

【前贔屓】世界一好きな顔をしていたが退団。芸能活動はしないらしい。

【活動のスタンス】基本的に贔屓の出演公演は全部観ます。面白く無さそうでも複数回申し込みします(全ツもできるだけ追いますし博多座も行きます)
他の組の公演は興味があれば行きますが、基本的に全組FC経由でチケットを申し込むので現状会員の友人がいない雪組は最近観てない気がします。贔屓のお稽古待ちと被ったら当日券で観たりします。他組は頼まれて観ることも多いです。

 

俳優
【男性俳優】FCに入会しています。元テニミュ俳優で元ライダー俳優、現在は役者のみならず歌手活動や声優まで幅広くこなしています。顔が好き。会報がしょっちゅう来たりオリジナルグッズが可愛かったり、入会してまだ1年ほどですがFCが手厚い気がします。誕生日には直筆サイン入りのバースデーカードが来るんですけど、会員数そんなに少なくないよね?サービス良すぎでは?

【女優】設立時からFCに入会しています。元AKBで最近は年1ぐらいでミュージカルに出ています。ドラマとか映画も出てる。幕張メッセに続く歩道橋を歩いていると本人の前で号泣したAKBラスト握手会(自分史上最高に券積んだ)を思い出してウッッッッてなります。その後FCイベントで2年ぶりぐらいに接触したんですけど、普通に「久しぶり!」って言ってくれてめちゃくちゃいい人だなって思いました。

【活動のスタンス】名古屋に来る公演は全て観たいのですが、宝塚が優先なので被ったら諦めます。名古屋で公演がなくても大阪に来るなら遠征します。東京しかない場合、よっぽど興味のある演目か、他の用事と抱合せできなければパスです。この2人の優先度は基本的に同等です。接触イベントはタイミングが合わずどちらもあまり行けていません。

 

声優
アニオタに出戻ったのでハマってますが、好きなキャラから好きな声が出てるのが好きなだけで、声優本人の明確な推しってのは今のところいない感じです。問答無用で好きな声なのは羽多野渉さんと阿部敦さんで、顔が好きなのは八代拓さん、全体的に人柄も含めて好きだなーと思うのは中島ヨシキさんです。

【活動のスタンス】毎クール気になるアニメをリストアップして1話だけだと10本~15本ぐらい録画します。3話までには半分ぐらいに減ります。ソシャゲは全部手を出すと死ぬので絞ってます。アニメやゲームのリアルイベやライブはタイミングが合えば行き、ライビュがあるならそっちで妥協することもあり。BLCDは組み合わせが好みのものから内容を確認して厳選した上で結構買ってます。シチュは聴かない。アニカフェとスイパラは名古屋に来るなら軽率に行きます。

 

AKB48
上記の推しと、その次に推してた子が卒業するまではCD積みまくって握手に通ってました。最近は現場を離れてしまいましたが、今でもグループとして大好きなので悪口は許しません。姉妹グループはあまり興味ないです。今は向井地美音ちゃんが好きです。

 

ライブイベ プレパスゆる走り

今更すぎるやつです。

「瑞祥新春!! 年明けライブ2019」でプレパスジョギングをしてみた記録です。

予告の段階から北斗ガシャの予感はひしひしと感じていたのですが、そんなことよりセムレジェ共演の陰陽師イベが楽しすぎて315な年末を過ごしておりました。なおレジェの担当は雨彦、セムの担当は次郎だったのでイベ開始初日にガシャガシャして、18連×2で雨彦を2枚引くという大あんたんを達成していたところです。この雨彦はチェンジするべきではなかったことをこの時の私はまだ知らない……

 

12/31、ガシャ更新。案の定世界一顔のいい伊集院北斗が「新年初チャオ☆」などと言っており、黙ってモバコイン3万円分をチャージ。18連で回しまくるも出ない。絶対前回の雨彦にパワーを吸い取られてるぞ?泣きながらモバコインを追加。出ない。九郎も2枚とかしか出ない。復刻も回したいのに落ち着いてほしい。
チェンジ済みの雨彦をトレードに出して北斗+とのピントレ、あるいは北斗+ゼリー1000のトレードをツイッターに上げるが反応は無し。チェンジ前のピントレが決まっていくのを横目で見ながら、なぜ雨彦をチェンジしたのか自問自答して吐きそうになる。ゼリーの手持ちはいろいろあったので今は40ぐらいしか無い。

 

北斗はいつかゼリーで交換しようと決め、イベントページに入るとプレパスが50枚ぐらいあって笑いました。
錬金術イベで次郎上位を走ったときはプレパスが足りない……とゼリー走りしながら大ライブを開催しまくっていたのですが、あの時の私に分けてあげたいぐらいある。なんでメガホンは持ち越しできるのにプレパスは持ち越しできないのか……
ここで11月のことを思い出しました。錬金術イベは500位目標で走っていて、最終日2日前ぐらいにオーバーラン気味のところで走るのをやめていました。同担ばかりのチムメン向けにプレパスを放出したときに、ワンパンで放出したプレライを人に潰してもらうだけで結構ポイント入るな?アイテムも増えるぞ?ということに気が付きまして、今回は「プレライ人任せでどれだけ稼げるか」を試してみたくなりました。

試す、と言った割に正確な枚数を覚えていなくて大変恐縮なのですが、少なくとも限バーと限ゼリー以外は一切使用していません。正月パック5000は2つ買いました。プレパス入ってたっけ?おみやはイベ限のもののみ置いています。人が多い時間帯にプレパス放出をしたいため、人が少なそうな時間帯は限ゼリーを使って通常営業をしていました。

 

以下手順です。
1:人が少なそうな時間帯に他人の大ライブを叩いてボナタイ直前の状態にしておく
2:プレパス放出の前にワンパンでボナタイに入る
3:枠いっぱいまでプレライを開催。全部ワンパンで他ユーザー向けのみに放出(チムメンと同僚は走ってるか分からないので)
4:救援が薄いものは更にワンパンして再放出(パネミ達成にも必要)
5:ボナタイが切れるまで3と4を繰り返す。
6:あとちょっとの食べ残しプレライは自分で片付ける(ラスアピ報酬が貰えるから美味い)

 

主催者報酬でたまに限バーが10本返ってくるので、返りが良ければ&無駄打ちしなければめちゃくちゃ貯まります。ミニバーが返ってきたら今回は使わないので貯蓄です。パネミは最終日終了してから半ゼリーとかミニバーにまとめて交換したのでイベント中は一切使っていません。
他人のライブで枠が圧迫されてきたらそちらも叩いて潰します。限バーは余ってるので問題無し。自分の大ライブで枠が埋まるのはもったいないので、ボナタイ入る前には何も残っていないようにしておきました。

 

・イベント開始時→プレパス56枚(18連×7回分)
(その後追いガシャしてるのでガシャで入手したプレパスが最終的に何枚かは不明です)(北斗は来ませんでした)

上位目指して走っていたわけではないので記録があまり残っていません。

・2日目終了→1,452,530pt 554位(残り58枚)
・5日目終了→8,859,970pt 1214位(残り9枚)
・8日目終了→10,777,800pt 1616位(残り5枚)
・最終→14,035,960pt 1737位

 

最後の伸びですが、2000位には入っておきたかったので溜まってた限バー使って殴りました。ゼリーは使い切れず無駄にしてしまったので、これをちゃんと使ってゼリー走りすればもうちょっと効率的にポイント増やせたかもしれないです。

 

今までプレパスって「自分が1位になるまで叩いてから放出して、そのためには1回フルパンしたらゼリー走りで体力回復して、そうすると自発ライブで枠が埋まっちゃうからプレパスが千切れなくて……」みたいにあたふたしながら使っていたので使い切れないこともあったのですが、皆がサクサク片付けてくれるのであっという間に無くなりました。
たまに限バーが100本を超えたりすると通常営業で使ってしまったり、イベント中はほとんどゼリーを飲んでいなかったりだったので、プレパスだけでこれだけ稼げることが分かると今後本気で上位走る時のいい指標になるなと実感しました。まあ脳死でガシャ回すのありきの作戦なんですけど。結局北斗くんは来てくれないし!!!!!!

どんな形式のイベでもそうですが、アイテム使い放題で走るのって楽しいですね……

オタクの友人関係いろいろ

地元の友達はほぼいません。大阪や宝塚や東京には割といます。
観劇やイベントで東京や大阪に行く時にツイッターで声掛けすれば遊んでくれる友達が高確率で見つかるのですが、彼女らがこちらの地元に来ることは当たり前ですがありません。複数のジャンルが被っている友達もいますが、基本的には私が観劇やイベント参加をやめたら会うこともなくなる人たちで、「金の切れ目が縁の切れ目」を実感して時々寂しくなります。
例えば病気になったりして仕事ができなくなって、遊びに行くお金も体力も無くなったとき、私はほとんどの友達を失うのだと思います。

 

ところで、私の周りだけなのかは不明ですが、舞台のオタクたちは友達と友達を引き合わせるのが好きな印象があります。
友達と待ち合わせをしていたら数人で現れて一緒に行くことになった、みたいなことがしょっちゅう発生していて、その「友達の友達」がひたすら増えていきます。ファミレスに呼ばれて二人で食事だと思ったら既に三人座ってたとか、「同じイベントに行くから駅で待ち合わせて一緒に行こう」と言ったら「こっちは友達連れてるけどそれでよければいいよ!」とか本当によくあります。お陰で人脈は潤沢で、行けなくなったチケットの譲渡とか、大量購入した推しのグッズを配るのはずいぶん楽です。
元々の友達が界隈を離れてしまっても、その友達が繋いでくれた「友達の友達」とは未だに繋がっていたりして、「コミュ障だけど人が好き」な私にとってはとてもありがたい文化です。

 

しかし、アニメのオタクたちはそれを好まない人が多いなと、そちらに参入してすぐに気が付きました。
「イベントに一緒に行こう」に対して「友達と一緒だからごめん」と言われることが増えました。そこに混ぜてくれれば友達が増えるのに、と舞台のオタクの交友関係に慣れてしまった私は思うのですが、多分それを言ってしまうとあちらサイドからしてみたら「何この人、図々しい」だと思うので黙って引き下がります。
ツイッターでも時々「二人だと思ったら相手が友達を連れてきたいと言った、最悪」みたいな愚痴を見かけるので、あーそれはダメなことなんだと反省しました。まだ一度もやってなかったのでセーフです。


極端に言えば、こちらの界隈では自力で獲得した相互フォロワーだけが友達なんだと思います。魅力的な作品を作る、もしくは萌えるネタや便利な情報を垂れ流し続ける、などをしないとフォロワーは増えませんし、そうすると難易度が高いなと感じます。

今まで同人活動をしていたジャンルを一旦お休みして新しいジャンルの創作を始めるにあたり、その「交流してくれる相互フォロワーを増やす作業」がイチから発生すると思うと気が重いです。創作意欲とこれは全く別の問題ですが、何にせよ人脈はあったほうがなにかといいので、どうにか頑張りたいです。